ナポリ近郊にあるポンペイ遺跡は、古代ローマの都市と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡です。西暦79年8月24日、ナポリ湾を見下ろすベスビオ火山が大噴火すると、南東10キロに位置したポンペイの町は火山灰に埋もれてしまいました。その後、およそ1700年の時を経て始まった本格的な発掘によって、古代都市の様子がまるで時が止まったかのように出現しました。当時の人々の高い生活水準に驚きを感じました。晴天で青空にベスビオス火山が栄え、遺跡とマッチして絶好の撮影環境でした。遺跡内はナポリ港に沢山の大型客船が停泊中とあって、観光客でごった返していました。
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